ペンネーム「さゆり」さんからのお便り
お酒が飲めないことを責められてて とても辛いです。
妊娠と出産を機に お酒を飲む機会が減ってしまったら、だんだんとお酒が飲めなくなり 今は月に1〜2回 缶チューハイを半分飲んだらもうギブです。体が受け付けないので 職場や友達とのお酒の席もお断りしています。
お酒が飲めないと シラケるとかガッツがないだとかつまらない人だと言われます。人格を否定されたような気にすらなります。お酒が飲めないことが罪のようです。そういう人たちとは腹を割って仲良くなれないんでしょうか。
いま、自分でどんどん壁を建設しているところです。
ぼく、猫は猫として生まれ、
人間は人間として生まれてきたんだと思う。
猫は猫として無理をせずに猫の生を味わえばいいんだし、
人間は人間として、人間の自然を生きればいいんだ。
猫にも、喧嘩っ早いのや、やたら走り回る奴や、猫なで声の得意なのがいるように、
人間にもいろいろな人間がいて、それぞれの自然というものがあるんだと思う。
お酒を楽しめる人間はお酒を楽しめばいい。
お酒を飲まない人間は、お酒ではないものを楽しめばいい。
ただ、それだけのことだと思うよ。
生きていく上でもっとも大切な、相手の自然を大事にできない人間とは
付き合っていても傷つくことの方が多いと思う。
さゆりさんの自然を大切にしてくれる人間との付き合いが、
それこそ自然に、多くのものを生み出してくれるんだと、ぼくは思う。
みんなに対して壁を作る必要はないよ。
話していてたくさん笑顔になれる人間がいたら、
その人間と付き合っていけばいいんだよ。
シンプルなことだよ。